2023.05.11
「キレイに被せた綿帽子の写真」
講義などで、綿帽子の説明によく使わせてもらっているわたしのベストな写真の一つです。
この時の撮影に立ち会っていました。
だから、思い入れもあって。
改めて見返すと、やはりいいなぁ。
意外にも、普段写真も撮っているから気づく視点があります。
理由は大切。
ただ、あくまで基準であって人によってそのベストは変わります。それを応用といいます。基準が全てではない事を説明しておかないと、色々ありますし。
ちなみに、この幅を出すにも、綿帽子の素材によってもかんざしは必要です。
最近、美容師さんやプランナーさんに「見えないんだから無くてもいいですよね?」なんて聞いてくるので、「わたしは必要だと思います。後はお考えください。」と伝えております。
伝統として長年伝えられてきたカタチを平気でそういう感覚が悲しく思います。
伝承ってそれでは時代によって違うカタチになります。実際に、かんざし屋さんも新しいモノが作れなくなりました。
現場の方の行動言動で、無くなるカタチもある事は覚えていてほしいです。
よかったらご参考に。
凛とした花嫁姿
〜simple is best〜