かつらしげもり

2012.12.09

和装花嫁さんの文金高島田を結い上げる道具と結い上げの大変さ。。

いつもありがとうございます。 まさひろです。

今日は、家族で出す年賀状のための撮影をしてました。
毎年家族全員で写真を撮っていますが、長男の背が
もうすぐカミさんを追い抜きそうで…成長が早いですね。

オリジナルのかんざしです。淡水パール。
パーツがもう無いので、世界にこれひとつしかありません。


今回は、文金高島田を結い上げる道具を写真撮ってみました。

一部ではありますが。

いろいろな形の櫛を使うんですよ。
しかも、道具ですから使っていると櫛先も減っていくんです。
それに、力も結構必要ですし、結い上げるのにかがんで結うので腰も痛くなるし。

組み立て製品でないので自分で形を作らないとできなんです。
だから作る人の感性で文金高島田の形も随分変わります。
方法を習うのは、一応短期間で習えますが花嫁さんにあう
プロの形でお金を頂くとなると、10年でもまだ若造です。
いまこの業界で結い上げている巨匠クラスで40〜50年。

キレイな形を作るなら1日多くても2台くらいしか結えません。
結構地味ですが、晴れの結婚式の日に”やっぱりかつらで結婚式を挙げて良かった!”
なんて言葉を聞くと、スゴく嬉しいです。
美容師さんにも”花嫁さんに喜ばれましたよ!”とご連絡もいただきますし。

来週からも”喜ばれる”様に、また気合いいれてがんばろう!!っと。
ではでは!

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